ミライバしゅうなん一番街社会実験
山口県周南市では、徳山駅前の商店街「一番街」で道路空間の活用方法を検証する社会実験を2023年12月2日から17日まで実施しました。公式サイトによると、全長約50メートルの通りを3つのゾーンに分け、芝生や植栽、ストリートファニチャーを配置し、回遊性や滞在の質の変化を調査しました。
この取り組みの特徴は、単なるイベントではなく、ワークショップで市民が制作した設備を実際の商店街に設置し、行動データやアンケートによって公共空間の利用状況を可視化する点にあります。都市空間の使い方を実証的に検証する参加型のまちづくり手法といえます。
SeaGraphの視点では、通行主体の商店街道路を「滞在型公共空間」に転換する試みを、データ取得と市民参加を組み合わせて実施している点が特徴的です。都市再編において、道路空間の機能転換を検証する実装型のプロトタイプとして、他都市にも応用可能なモデルと考えられます。
今後は、社会実験で得られた動線データや滞在評価を基に、恒常的な公共空間整備へ発展するかが注目されています。商店街の回遊性向上や滞在時間の増加など、中心市街地の活性化にどの程度寄与するかが今後の焦点となります。
出典:周南市公式サイト
https://www.city.shunan.lg.jp/site/ichibangai-social-experiment/