「シモキタ園藝部」都市の植栽を管理する循環コミュニティ@東京都世田谷区

 

シモキタ園藝部

「シモキタ園藝部」は2020年に発足した一般社団法人で、東京都世田谷区の北沢・代沢・代田地域を主なフィールドに、線路跡地の緑地管理や園藝学校、コンポスト、養蜂、植物関連イベントなどを行っています。小田急線地下化後に生まれた「下北線路街」の植栽管理も担っています。 

この事例の特徴は、都市の公共空間の緑を単なる景観資源としてではなく、地域コミュニティ・学習機会・食や商品化など複数の活動を統合する「循環型の都市園藝」として運営している点です。住民や来訪者が植物管理や学びに参加できる仕組みを設け、都市の緑を共有資源として扱う点に特徴があります。

SeaGraphの視点では、この取り組みは都市の空地やインフラ跡地を「市民参加型の生態系管理拠点」に転換している点で先進的と考えられます。緑地管理、資源循環、教育、商品開発を一体化しているため、都市農的コミュニティやグリーンインフラの社会実装モデルとして他地域へ展開できる可能性があります。

今後は、都市部における緑地の市民管理モデルとしての持続性や、養蜂や植物利用を含めた地域経済との連携の広がりが注目されています。また、都市のインフラ跡地を活用した生態系共生型のまちづくりの事例としての評価も高まる可能性があります。

 


 

出典:シモキタ園藝部公式サイト
https://shimokita-engei.jp/