「ムダ満喫CLUB」ユニークな遊びと偶発的なつながりの創出する交流事例@大阪府大阪市

 

ムダ満喫CLUB

「ムダ満喫CLUB」は、JR西日本SC開発株式会社が運営する商業施設「ルクア大阪」の企画開発チーム「トキメキ事業部」が、2023年10月に開始したプロジェクトです。大人が普段の生活では経験しにくい遊びに没頭できる機会を提供しており、これまでに、独自ルールのドミノ大会や運動会、クイズ大会などを開催しています。イベントでは、初対面の参加者同士が一緒に遊ぶ仕組みも取り入れています。

本事例は、商業施設が買い物や飲食の場にとどまらず、遊びを通じて人々が交流する機会を企画している点が特徴的です。一般的な競技やゲームのルールを独自にアレンジし、参加者が結果や技術の優劣だけにとらわれず、一緒に楽しめる体験を設計しています。共通の遊びを介して、初対面の人同士が自然に関わるきっかけを創出しています。

SeaGraphの視点では、施設が持つ集客力や企画力を、商品販売だけでなく人と人との関係づくりに活用している点に価値があると考えられます。例えば、地域の商店街や公共施設でも、地元の食材を景品にした遊びや、地域独自のルールを取り入れた交流イベントを開催できるため、加者に一方的に交流を求めるのではなく、誰もが参加しやすい共通の体験を用意することが重要であると考えられます。

今後は、イベントへの参加者数だけでなく、参加者同士の交流が開催後も続くか、再参加や施設への再来訪につながるかという点に注目が集まるでしょう。また、イベントごとに異なる遊びを提供することで、参加者層や交流の生まれ方にどのような違いが生じるかという点も注視されると考えられます。また、地域の事業者や生産者との連携を深め、景品や企画に地域資源を取り入れることで、交流の創出と地域経済への波及を両立できるかが今後の展開を考えるうえで重要であると考えられます。

 


 

出典:LUCUA osaka ムダ満喫CLUB 公式サイト
https://www.lucua.jp/tokimeki/muda_mankitsuclub/