「東京○○入門BOX」沿線の食や魅力を体験化。移動を超えた価値創出事例@東京都

 

東京○○入門BOX

「東京○○入門BOX」は、東京メトロと博報堂が、東京メトロ沿線の店舗が取り扱う商品と体験を組み合わせた商品です。2022年に期間限定で販売され、事業検証を実施しました。商品は沿線の食の専門店の商品4種と、商品の特徴を分類したMAPをセットにしています。

本事例は、沿線店舗の商品を単体で販売するのではなく、複数の商品を比較しながら知識や体験を得られる形に再構成した点が特徴的です。オンラインでの商品購入を、実店舗や沿線地域への関心につなげる仕組みとして設計しています。

SeaGraphの視点では、交通事業者が持つ沿線ネットワークを、移動そのものだけでなく地域の商品や店舗との接点づくりに活用した好事例であると考えられます。地域産品を販売するだけではなく、比較・学習・訪問を組み合わせる設計は、他地域の鉄道沿線や商店街にも応用できる可能性があると考えられます。

今後は、事業検証で得られた顧客ニーズや販売結果を踏まえて、本格的な事業を創出できるかという点に注目が集まるでしょう。また、商品を購入した利用者が実店舗を訪問するなど、ECを起点とした沿線回遊がどの程度生まれたのかという点も注視されると考えられます。

 


 

出典:東京メトロ 公式サイト
https://www.tokyometro.jp/news/2022/213426.html

https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/99449/