ノッカルあさひまち
「ノッカルあさひまち」は、富山県朝日町で展開されている公共交通の仕組みです。住民の自家用車による移動に同乗でき、朝日町、交通事業者、町民が協力して運営しています。各地区と泊地区中心部などを結ぶコースを設定しています。
本事例は、住民が所有する自家用車の移動と公共交通を組み合わせ、地域内の移動手段を補完する仕組みを構築した点が特徴的です。行政や交通事業者だけで移動手段を提供するのではなく、一般ドライバーも参加できる仕組みにすることで、地域に既に存在する移動資源を交通サービスに組み込んでいます。
SeaGraphの視点では、既存の交通サービスに地域住民の移動資源を組み合わせることで、公共交通の選択肢を増やしている点に価値があると考えられます。特に、人口減少地域で新たな交通インフラを整備するだけでなく、既存の車両や住民の移動を地域資源として捉える考え方は、交通政策の選択肢を広げることができると考えられます。
今後は、本事業の運行体制がどのように維持されていくかという点に注目が集まるでしょう。また、本格運行開始から5年を迎える2026年には利用促進キャンペーンも実施されており、利用状況や地域交通全体の中での役割も注視されると考えられます。
出典:朝日町 公式サイト
https://www.town.asahi.toyama.jp/soshiki/shokokanko/kotsu/2570.html
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/menubook/2022_summer/0055.html