「DRIVE RECORDER(ドライブレコーダー)119」ドラレコ映像を活用した救命支援の仕組み

 

DRIVE RECORDER(ドライブレコーダー)119

「DRIVE RECORDER(ドライブレコーダー)119」は、トヨタ自動車が中心になり開発した、走行中の車両が記録する映像を消防活動に活用するシステムです。119番通報時に、消防指令センターのオペレーターが付近を走る車両のドライブレコーダー映像を確認できる仕組みを通じて、消火・救急・救助活動を支援します。

本事例は、既存のモビリティに備わる情報と公共サービスを結び付け、緊急時の情報不足を補う仕組みを構築した点が特徴的です。 車両を単なる移動手段として捉えるのではなく、地域の状況を把握する情報資源として活用することで、異なる分野の技術や機能を社会課題の解決に転用しています。

SeaGraphの視点では、既存設備や日常的に蓄積されるデータを公共目的に活用する事例として価値があると考えられます。特に、消防活動における現場情報の補完は明確な用途を持つ活用方法であると考えられます。

今後は、実証実験や導入地域における運用状況、消防指令センターでの活用実績などに注目が集まるでしょう。2025年には京都市でも、ドライブレコーダー映像を消防に活用する実証実験が始まったことが紹介されており、今後の効果検証や導入地域の広がりが期待されると考えられます。

 


 

出典:DRIVE RECORDER 119 公式サイト
https://global.toyota/newbiz/becre/driverecorder119/

https://www.playknot.co.jp/project/article/dr119/