DOME GARDEN PROJECT
「DOME GARDEN PROJECT」は、大和ハウス プレミストドーム3階に開設された、こども向けの居場所です。読書や自習などに利用できるスペースを設け、大学教員や学生ベンチャー、不登校児の親の会、支援団体、企業などと連携して運営しています。
本事例は、大規模スポーツ施設の一部を、競技観戦やイベントとは異なる日常的な利用のために開き、こどもの居場所として活用した点が特徴的です。施設そのものの用途を広げるだけでなく、大学や支援団体、企業など複数の主体を運営に組み込んでいます。
SeaGraphの視点では、既存の大型公共・民間施設を地域課題の解決に活用する発想に価値があると考えられます。新たな建物を整備せず、既存施設の空間と運営資源を組み替えることで、家や学校に居場所のないこどもたちにとっての居場所不足という課題に対応できる点は、人口規模を問わず他地域でも参考になる手法であると考えられます。
今後は、読書・自習スペースの利用がどのように定着するかに加え、サマースクールやイベントなどへ活動が広がるかという点に注目が集まるでしょう。また、図書の購入やイベント開催費用を支援するパートナー企業を募っており、企業・大学・地域団体との連携が継続的な運営を支えられるかも重視されると考えられます。
出典:大和ハウス プレミストドーム 公式サイト
https://www.sapporo-dome.co.jp/facility/garden/