「食品ロス削減SDGsロッカー」余剰品を販売、官民協働の食品ロス削減事例@神奈川県横浜市

 

食品ロス削減SDGsロッカー

「食品ロス削減SDGsロッカー」は、賞味期限内でありながら店舗の営業時間や規格外などを理由に廃棄される食品を、無人のロッカー型自動販売機で販売する取り組みです。横浜市とヨコハマSDGsデザインセンターが運営主体となり、2024年1月から横浜市内で導入されています。

本事例は、廃棄される可能性のある食品を「販売場所の不足」という地域課題と結び付け、食品販売者と施設管理者をマッチングすることで、既存のロッカー設備を地域内の流通拠点として活用している点が特徴的です。食品ロス削減だけでなく、無人販売による販売機会の拡張と、異なる事業者間の連携を同時に成立させています。

SeaGraphの視点では、単に余剰食品を安く販売するのではなく、余る食品と「販売できる場所」を組み合わせている点に応用可能性があると考えられます。特に、店舗や人員が限られる地域では、無人販売設備と地域事業者を組み合わせることで、食品ロス対策と買い物環境の改善を同時に進められる可能性があると考えられます。

今後は、食品以外の「もったいない」資源への展開に注目が集まるでしょう。ヨコハマSDGsデザインセンターと横浜市は、市営地下鉄横浜駅のSDGsロッカーで、期間限定商品や使用期限が半年程度のハンドクリーム、石けんなどの販売を開始しています。食品ロス対策から、より広い廃棄物削減の仕組みへ発展するかという点も注視されると考えられます。

 


 

出典:Circular Yokohama 公式サイト
https://circular.yokohama/projects/sdgs-locker-type-vending-machine/