ハウストーリー
「ハウストーリー」は、実家の解体・売却・施設入所などの前に、住宅を360°パノラマ撮影で記録するサービスです。スマートフォンなどから閲覧でき、URLやQRコードを通じて家族と共有できます。
本事例は、住宅を単なる建物としてではなく、家族の記憶が蓄積された空間として記録し、デジタル技術によって保存・共有する仕組みを構築した点が特徴的です。物理的に失われる可能性がある住宅を、デジタルアーカイブとして残す取り組みとなっています。
SeaGraphの視点では、空き家や実家じまいが進む地域において、住宅の消失とともに失われる生活文化や家族の記憶を記録する手法として価値があると考えられます。地域史や集落文化のアーカイブへ展開することができれば、個人の記憶を地域資源として継承する仕組みに発展する可能性があると考えられます。
今後は、こうしたデジタル空間記録が、住宅の保存だけでなく、地域文化や歴史資料のアーカイブにどこまで活用されるかという点に注目が集まるでしょう。同サービスでは自治体や教育機関などのVR制作実績も紹介されており、個人向けサービスとの技術的な接続も考えられます。
出典:ハウストーリー 公式サイト
https://howstory.jp