たびえほん
「たびえほん」は、白河-奥会津広域観光協議会が作成した、白河-奥会津エリアを舞台とする体験型の絵本です。指定スポットを巡りながらパーツを集め、旅の思い出や発見を書き込んで、自分だけの絵本を完成させる仕組みです。
本事例は、複数自治体にまたがる観光資源を一つの体験として編集し、実際の周遊行動につなげる仕組みを設けた点が特徴的です。観光情報を読むだけでなく、現地を巡ることで参加者自身が体験を完成させる設計となっています。
SeaGraphの視点では、自治体ごとに観光資源を発信するのではなく、12市町村を横断して一つの旅行体験として設計している点に価値があると考えられます。地域間連携を促し、滞在や周遊を生み出す観光施策として、他地域にも応用できる手法であると考えられます。
今後は、「たびえほん」をきっかけに、参加者が実際に各地域をどの程度周遊するのかという点に注目が集まるでしょう。また、絵本への記録や現地での体験が、リピーターの創出や地域ごとの観光消費につながるかについても、継続的に見ていく必要があると考えられます。
出典:白河市 公式サイト
https://www.city.shirakawa.fukushima.jp/page/page010882.html