インドの古家具
「インドの古家具」は、無印良品を運営する株式会社良品計画が、北インドを中心とした地域で長く使われてきた家具を現地で選定し、メンテナンスやリペアを施して再び使用できる形で販売する取り組みです。
本事例は、海外で長く使われてきた家具を廃棄物として扱わず、修繕によって新たな利用先へつなぐ商品循環の仕組みを構築した点が特徴的です。家具が持つ素材や装飾などの個性を残しながら、現在の生活に取り入れる選択肢として再提案しています。
SeaGraphの視点では、新品の商品を販売するだけでなく、既存の資源に再び市場価値を与える仕組みを小売事業に組み込んでいる点に価値があると考えられます。地域に眠る家具や道具を修繕し、次の使い手へつなぐ考え方は、国内の空き家や古民家に残る生活用品などにも応用できる可能性があると考えられます。
今後は、8店舗での販売を通じて、インドの古家具が日本の生活者にどのように受け入れられるのかという点に注目が集まるでしょう。また、今回の取り組みが一時的な商品展開にとどまらず、海外を含むさまざまな地域の中古家具を循環させる仕組みへ発展するのかという点も注視されると考えられます。
出典:株式会社良品計画 プレスリリース
https://www.ryohin-keikaku.jp/news/articles/2026_0807_01