「エアコン付き休憩スペース ひんやりBOX」建設現場の暑熱対策を支える新たな休憩環境

 

エアコン付き休憩スペース ひんやりBOX

「エアコン付き休憩スペース ひんやりBOX」は、積水ハウスが日野屋株式会社と共同開発した、仮設トイレに用いられる筐体(躯体)を休憩スペース用に活用した、エアコン付きの小型休憩施設です。猛暑下で働く作業員の熱中症対策を目的としており、冷房設備を備えた休憩スペースを現場へ設置することで、作業員が身体を十分に冷やしながら休憩できる環境を整備し、安全で快適な労働環境づくりを推進しています。

本事例は、熱中症対策を個人の体調管理だけに依存するのではなく、休憩環境そのものを改善することで労働安全を支えている点が特徴的です。作業の合間に確実に身体を冷却できる空間を確保することで、猛暑下でも安心して働ける環境づくりを組織的に進めています。

SeaGraphでは、「ひんやりBOX」は気候変動によって猛暑が常態化する時代に対応した新しい労働環境のモデルになると考えられます。建設業だけでなく、農業や漁業、物流など屋外での作業が多い産業にも応用できる可能性があり、働く人の安全確保と生産性向上を両立する取り組みであると考えられます。

今後は、「ひんやりBOX」の導入効果や熱中症発生状況への影響に加え、IoTによる暑熱リスクの可視化や健康管理システムとの連携など、より高度な安全対策へ発展していくことが注目されます。猛暑への適応策として、こうした休憩環境の整備が業界全体へ広がることが期待されます。

 


 

出典:積水ハウス 公式サイト
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2026/20260608/