まち泊
「まち泊」は、静岡市清水区蒲原地区で展開される古民家宿泊プロジェクトです。東海道五十三次の宿場町である蒲原宿の古民家を改修した一棟貸し宿を運営し、宿泊とあわせて地域の飲食店や観光スポット、体験コンテンツを楽しめる滞在型観光を提供しています。現在は「456(シゴロク)」と「新坂アガル」の2棟を運営しています。
本事例は、歴史的な古民家を宿泊施設として再生するだけでなく、宿泊を起点に地域全体を回遊する仕組みを構築した点が特徴的です。宿・飲食・体験・歴史資源を一体的に結び付けることで、宿泊をきっかけとして地域を回遊できる仕組みづくりに取り組んでいます。
SeaGraphの視点では、本事例は空き家活用ではなく、宿場町全体を滞在コンテンツとして編集することに価値があると考えられます。単独の宿泊施設では生み出せない地域経済への波及効果を期待でき、歴史的町並みが残る地方都市でも比較的展開しやすい観光まちづくりのモデルとして応用できる可能性があると考えられます。
今後は、宿泊施設の拡充に加え、地域事業者との連携による体験プログラムや飲食サービスの充実、宿泊者の回遊促進による地域経済への効果がどのように広がるかという点に注目が集まるでしょう。また、蒲原ブランドの認知向上につながる継続的な情報発信も重要な要素になると考えられます。
出典:まち泊 公式サイト
https://machihaku.jp