まどゐ荘
「まどゐ荘」は、東京都荒川区西尾久にある、学生を中心に地域住民などと運営している地域交流拠点です。カフェや弁当販売、アートギャラリー、ワークショップ、地域イベント、スペース貸出などを実施し、こどもから高齢者まで幅広い世代が利用できる「地域の寄りどころ」として運営されています。
本事例は、飲食や文化活動、学び、交流機能を一つの拠点に集約し、学生が主体となって地域住民との接点を継続的に創出している点が特徴的です。施設そのものではなく、人と人との関係性を育む場を地域の中に形成し、多世代交流を日常的に生み出す仕組みを構築している取り組みであるといえます。
SeaGraphの視点では、本事例は行政主導ではなく、学生や地域事業者が主体となって空き家を地域資源へ転換している点に価値があると考えられます。飲食、文化、教育、交流を横断的に組み合わせることで利用機会を増やしており、人口減少地域や商店街の活性化を目指す他地域でも応用しやすい地域拠点のモデルケースであると考えられます。
今後は、学生主体の運営体制がどのように継続されるかに加え、地域住民の参加拡大や多世代交流の成果、空き家活用による地域への波及効果に注目が集まるでしょう。また、地域イベントや学びの場を通じた新たなコミュニティ形成の広がりも期待できると考えられます。
出典:まどゐ荘 公式サイト
https://madoiso.jp