カルピスじゃぐち
「カルピスじゃぐち」は、アサヒ飲料が取り組む事業です。蛇口をひねると「カルピス」が飲める設備であり、設置先を順次拡大しています。2025年の実証実験ではリゾートホテルや高齢者施設など10施設に設置されましたが、今後は宿泊施設や温浴施設などを中心に展開し、2030年までに累計1,000台の設置を目指しています。
本事例は、飲料そのものではなく「飲む体験」をサービスとして提供し、ブランド価値を空間や施設での体験へ拡張した点が特徴的です。商品の販売にとどまらず、施設利用者の満足度向上や思い出づくりを通じて、新たな価値を創出するビジネスモデルとなっています。
SeaGraphの視点では、本事例は地域施設や観光施設における「体験コンテンツ」として企業ブランドを実装している点に価値があると考えられます。地域資源が少ない施設でも独自性を生み出しやすく、宿泊施設や観光施設、高齢者施設など幅広い場所へ応用できる仕組みであり、企業と地域が連携する新たな体験価値創出のモデルとして発展する可能性があると考えられます。
今後は、設置施設の拡大による利用者満足度や集客効果の検証に加え、ホテルやレジャー施設以外への展開がどこまで広がるかという点に注目が集まるでしょう。また、企業ブランドを活用した体験型サービスとして他業界へ波及するかという視点でも期待できると考えられます。
出典:アサヒ飲料 プレスリリース
https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2026/pick_0706.html