「花火ZONE」事前予約の公園で花火。公園の新たな利用価値の創出事例@埼玉県さいたま市

 

花火ZONE

「花火ZONE」は、公益財団法人さいたま市公園緑地協会が運営する、市内の岩槻文化公園と三橋総合公園において、事前予約制で手持ち花火を楽しめる専用エリアです。利用時間や持ち込み可能な花火の種類、安全ルールなどを定めることで、公園内での適正な火気利用を実現しています。 

本事例は、これまで制限されることが多かった公園での火気利用を、ルールや予約制度によって安全に管理し、新たな市民サービスへ転換した点が特徴的です。禁止を前提とするのではなく、管理体制を整えることで公共空間の新たな利用価値を創出し、公園の魅力向上と地域のにぎわいづくりを両立しています。 

SeaGraphの視点では、本事例は公共空間を「利用制限」から「適切なマネジメント」へ発想転換した先進事例であると考えられます。全国では花火やバーベキューなどの火気利用を一律禁止とする公園が多い中、予約制度や利用ルール、安全管理を組み合わせることで市民ニーズに応えている点は優れており、人口減少が進む地域においても、公園の滞在価値向上や交流促進策として応用可能性の高いモデルとなっています。

今後は、利用者数や満足度の推移に加え、安全管理体制の運用実績や地域経済への波及効果に注目が集まるでしょう。また、他自治体へ同様の運営モデルが広がることで、公園の利活用やエリアマネジメントの新たな手法として定着するかという視点も期待できると考えられます。

 


 

出典:公益財団法人さいたま市公園緑地協会 公式サイト
https://www.sgp.or.jp/hanabi

https://www.city.saitama.lg.jp/004/006/004/p129138.html