「能美根上55食堂」と「のみ電スマートストア」地方の駅滞在拠点化の取り組み@石川県能美市

 

「能美根上55食堂」と「のみ電スマートストア」

石川県能美市は、能美根上駅の利用促進施設として、駅2階の旧駅務室を改修した「能美根上55食堂」と、駅東口広場に能美電気鉄道の車両を活用した無人店舗「のみ電スマートストア」を整備しました。

本事例は、鉄道駅を単なる交通結節点としてではなく、飲食や地域産品の販売機能を付加した滞在拠点へ転換した点が特徴的です。既存施設や地域資源を再活用しながら、人の滞留と交流を生み出す空間づくりに取り組んでいる事例となっています。

SeaGraphの視点では、本事例は地方駅の利用促進策として有効性の高い取り組みであると考えられます。全国では利用者減少に伴い駅機能の縮小が進む事例も多い中、飲食機能と無人販売機能を組み合わせることで駅の目的地化を図っている点が優れていると考えられます。鉄道利用促進だけでなく、地域消費や観光振興への波及効果も期待でき、他地域の駅再生モデルとして応用可能性があると考えられます。

今後は、食堂や無人店舗の利用実績に加え、駅利用者数や地域経済への波及効果に注目が集まるでしょう。また、駅周辺への新たな民間投資や交流人口の増加につながるかどうかという視点も、事業成果を測る重要な指標になると考えられます。

 


 

出典:能美市 公式サイト
https://www.city.nomi.lg.jp/docs/5204.html