「しおゼリー」建設現場が開発した塩分補給用ゼリー@大阪府大阪市

 

しおゼリー

「しおゼリー」は、建設会社の三和建設と化粧品原料の研究開発を行う岩瀬コスファが共同開発したスティック状の塩分補給用ゼリーです。2020年に三和建設の現場向け熱中症対策として開発され、その後改良を経て2021年から一般販売が開始されました。

本事例は、建設業の現場課題を起点として開発された製品が、業界内にとどまらず幅広い利用者向けの商品へ展開された点が特徴的です。現場作業者の実務的なニーズを反映しながら、携帯性や摂取しやすさを重視した設計によって、熱中症対策という社会的課題への対応を商品化している事例であるといえます。

SeaGraphの視点では、本事例は建設業が保有する現場知見を新たな商品価値へ転換した好例であると考えられます。熱中症対策商品は数多く存在しますが、実際の作業現場での利用を前提に開発された点に独自性があります。屋外活動が多い地域産業への応用可能性も高く、労働安全性の向上と地域産業の付加価値創出の両面で社会的意義を持つ取り組みであると考えられます。

今後は、気候変動による猛暑日増加を背景として、建設業以外の産業分野やスポーツ、教育現場などへの利用拡大に注目が集まるでしょう。また、熱中症予防だけでなく、健康管理やウェルネス市場との連携による新たな商品展開にも関心が集まると考えられます。

 


 

出典:ゼネコンがつくったしおゼリー 公式サイト
https://38sgc.stores.jp