Playing Out(プレイングアウト)
「Playing Out(プレイングアウト)」は、イギリスのブリストル市で始まった、こどもが自宅近くの道路で遊べる環境をつくる取り組みです。住民が中心となって一時的に道路を閉鎖する「play streets」の方法を広げ、地域住民向けのガイドや自治体向けの情報を提供しています。
本事例は、道路を自動車の通行や駐車だけに使うのではなく、住民が子どもの遊びや交流のために一時的に共有する空間として捉え直した点が特徴的です。住民主体の小規模な実践を起点に、自治体への働きかけや政策提言へ展開しています。
SeaGraphの視点では、新しい公共施設を整備するのではなく、既存の道路の使い方を時間単位で変えることで地域の活動場所を生み出した点に価値があると考えられます。特に、住民主体で始められる仕組みと行政制度を接続する考え方は、地域の公共空間活用にも応用できると考えられます。
今後は、本プロジェクトがこれまで蓄積してきた手法や資料が各地域でどのように活用されるかという点に注目が集まるでしょう。Playing Out CICは2026年3月末に活動を終了しましたが、同団体が長年蓄積した資料や考え方は公開されており、プレイストリートの実施方法、自治体向け情報、地域展開のためのツールなどの利活用が注視されると考えられます。
出典:Playing Out 公式サイト
https://playingout.net