TOJIHAUS(トウジハウス)
「TOJIHAUS(トウジハウス)」は、大分県別府市に点在する空き家をリノベーションし、中長期滞在向けの一棟貸し宿泊施設として活用するプロジェクトです。国土交通省の「空き家対策モデル事業」にも採択されています。
本事例は、空き家を単独の宿泊施設として再生するのではなく、複数の空き家を一つのコンセプトで再生し、地域に分散する宿泊拠点として展開している点が特徴的です。宿泊施設そのものだけでなく、温泉や地域の日常と接続することで、空き家活用と滞在型観光を組み合わせています。
SeaGraphの視点では、既存住宅ストックを活用しながら滞在需要を地域内に分散させる考え方は、空き家対策と観光振興を別々に進める地域に応用できる可能性があると考えられます。特に、地域固有の温泉や生活環境を滞在価値として組み込む点は、地域資源を活かした小規模な事業展開の参考になると考えられます。
今後は、複数のTOJIHAUSをどの程度まで展開できるかに加え、宿泊者が地域の店舗や温泉、交通などを実際に利用することで、地域経済への波及がどのように生まれるかという点に注目が集まるでしょう。また、二地域居住や関係人口の創出につながる滞在モデルとして機能するかも注視されると考えられます。
出典:株式会社エンジョイワークス 公式サイト
https://enjoyworks.jp/times/279/